1行おき(交互)にセルの背景色を設定する【Googleスプレッドシート/操作方法】

2017/06/04操作方法

概説

Google SpreadSheets(スプレッドシート)において、1行おき(交互)にセルの背景色を設定する方法について説明します。

やろうと思えば幾つでも方法はあるのですが、代表的なものを3つ紹介します。

1つ目は「メニューバーから行う方法」、2つ目は「書式をコピーする方法」、そして3つ目は「条件付き書式を使う方法」です。

1つ目の「メニューバーから行う方法」がもっとも直感的で簡単なので、単に表題の目的を果たすだけであれば、こちらをお勧めします。

2つ目の「書式をコピーする方法」ですが、手作業になりますので、適応する範囲セルが増えた際などを考えるとあまりお勧めできる方法ではありません。(方法自体は簡単といえば簡単で、別に間違ったやり方ではないので、全然使用して頂いて問題ありません)

3つ目の「条件付き書式を使う方法」ですが、難しい方法ながら、最も汎用性のあるものとなります。
適応するセル範囲が拡張したり、規則が変わった場合に(例えば、”1行おき”かつ”空白でないセル”のみに”背景色”と”太字”を設定したいなど)、条件を変更するだけで対応が可能です。

どの方法でも可能ですので、シートの運用方法に合わせて、最適なものを選択ください。

それでは、それぞれ、以下に図説します。

方法

1行おき(交互)にセルの背景色を設定する

メニューバーから1行おき(交互)にセルの背景色を設定するには、以下の順番で操作します。

  1. 適応したいセル範囲を選択
  2. メニューバー > 表示形式 > 「交互の背景色」をクリック
  3. サイドバー(交互の背景色) の 「ヘッダー」「フッター」のチェックを外し、「書式設定のスタイル」を選択または「色1」「色2」を設定の上、OKボタンをクリック
    ※メニューバーの「表示形式」ですが、ショートカットキーで素早く開くことが可能です。
    Windows: Google Chrome → Alt+O、その他のブラウザ → Alt+Shift+O
    Mac: control + option + O
    ※「ヘッダー」「フッター」ですが、それぞれ、ヘッダー行(最初の行)、フッター行(最後の行)に対する背景色設定の項目となります。(図説で詳しく説明します)

文章だけだと分かりづらいかと思いますので、以下に図説します。

<図1>

<図2>

「書式設定のスタイル」にお好みの配色パターンがない場合、「色1」「色2」から、任意の色を設定して下さい。

また、「ヘッダー」「フッター」は前述の通り、ヘッダ行(最初の行)、フッタ行(最後の行)の背景色の設定です。

表題はあくまで同色の背景色を交互に設定する方法なので、それぞれチェックを外しましたが、状況に応じて使用すると良いでしょう。

<図3>

メニューバーから1行おき(交互)にセルの背景色を設定する方法は、以上となります。

書式をコピーする方法

書式をコピーして1行おき(交互)にセルの背景色を設定する方法ですが、単純といえば単純です。(本当に人力作業です)

手順は以下となります。

  1. 行続きの2つのセルのうち、一つに背景色を設定
  2. 行続きの2つのセルをコピー
  3. 適応したいセル範囲を選択
  4. 右クリックでメニューを開く > 「特殊貼り付け」を選択 > 「書式のみ貼り付ける」をクリック

全体的な手順を説明するため、上記では詳細な手順を省きました。
詳しい手順を含め、以下に図説しますので、参考下さい。

<図1>

<図2>

<図3>

「書式のみ貼り付ける」ではなく通常の貼り付けでも構いませんが、その場合、セルにある文字なども含め貼り付けされてしまいます。

単純に背景色や文字スタイルなど書式設定のみをコピーしたい場合は、「書式のみ貼り付ける」を使用するのが良いでしょう。

<図4>

書式をコピーして1行おき(交互)にセルの背景色を設定する方法は、以上となります。

条件付き書式を使う方法

条件付き書式… 出ましたね!

某表計算ソフトでもそうですが、スプレッドシートにおいても、初心者が躓いてしまう難関の一つになるかと思います。

使いこなせれば出来ることの幅はグンと広がりますので、ぜひ積極的に使用するようにして下さい。

手順ですが、以下となります。

  1. 適応したいセル範囲を選択
  2. 右クリックでメニューを開く > 「条件付き書式」を選択
  3. サイドバー(条件付き書式設定ルール) の 「セルの書式設定の条件」の「カスタム数式」を選択、「値または数式」入力フィールドに =MOD(ROW(), 2) = 0 を入力、「書式設定のスタイル」をお好みに合わせて設定し、「完了」ボタンをクリック
    ※手順2ですが、メニューバー > 
    表示形式 > 「条件付き書式」からも可能です。
    この場合、表示形式のショートカットキーを使うと素早く操作可能です。
    Windows: Google Chrome → Alt+O、その他のブラウザ → Alt+Shift+O
    Mac: control + option + O

条件付き書式に設定している数式の解説も含め、以下に図説します。

<図1>

前述しましたが、「条件付き書式」を開くのは、メニューバーからも操作可能です。
(メニューバー > 表示形式 > 「条件付き書式」をクリック)
この場合、表示形式のショートカットキーを使うと素早く操作可能です。
Windows: Google Chrome → Alt+O、その他のブラウザ → Alt+Shift+O
Mac: control + option + O

<図2>

<図3>

<図4>

数式の解説ですが、下記となります。

まず、それぞれの関数の意味を解説します。

MOD関数:割り算の余りを返します。詳しくはこちら
ROW関数:行番号を返します。詳しくはこちら

MOD(ROW(), 2) の結果ですが、行番号を2で割った余りとなりますので、行番号が偶数の行では0、行番号が奇数の行では1となります。

今回、偶数行(上記結果が0になる行)に対して背景色を設定したいため、 =MOD(ROW(), 2) = 0 とイコール0を条件として設定しています。

もし奇数行に対して背景色を設定したい場合、奇数行では上記結果が1となりますので、 =MOD(ROW(), 2) = 1 と設定します。(奇数行では余り0にならないことにより、単純にノットイコール0、すなわち、 =MOD(ROW(), 2) <> 0 としても構いません)

<図5>

条件付き書式を使用して1行おき(交互)にセルの背景色を設定する方法は、以上となります。